アメリカのProject M大会 The Even Bigger Balcに行ってきました! Part 1
遅くなりましたが7/6〜7/8に開催されたSocalのProject M大会 The Even Bigger Balcにドネーションを受けて参加してきましたのでオフレポを書きました。
長いですが読んでいただければ幸いです。
~The Even Bigger Balc(以降EBB)について~
Socalで毎年開催されるProject M(以降PM)がメインの大会。
PM以外に64やDX、スマブラ風PCゲーなどの種目もある。
毎年注目される大きな規模のPM大会だが今年は非常に多くの参加者(427人)の参加者が集まりPM史上最大の大会となった。
~大会参加への経緯~
事の発端は今年の3月に行われた神戸PM大会。
そこでThe Even Bigger Balc(EBB)に参加したい人はドネーションを募るから声をかけてくれ、と話が来ていることを海外と日本のPMコミュニティの架け橋bndさんから知らされる。
この時にドネーションで海外行けるんだったら行きたい、ぐらいの軽い気持ちで参加意思を伝えておいて損はないでしょ、ってとりあえず行きたい!と伝える。
この時は結構な人が参加意思を示していたが色々あって最終的に自分だけが候補に残る。
なんで自分みたいな国内PMランキング10位という中途半端な実力のプレイヤーがドネーションを受け取れることになったか気になる人は以下を御覧ください。
(一言で言うならコンボ動画作ってたら思ったより海外でウケた。→みなさんもコンボ動画作りましょう、セルフプロモーション大事。)
【プレイヤー紹介①】
— Project M Japan (@ProjectMJapan) July 5, 2018
Donkos(使用キャラ:Wolf)
Region : Fukuoka
Japan PM Rank 10th (2017)
人呼んで横Bに命を賭ける男。
リスクも恐れぬその攻撃的なプレイスタイルからファンも多く、今回の大会招待に至りました。 pic.twitter.com/WPaqabEPf2
当初は宿の手配・日本語を喋れる人の手配・空港までの送迎といった至れり尽くせりの歓迎にとても乗り気だった。
しかし話が進んでいく中ではじめての海外に一人で行くこと、思ったよりPMの対戦に時間を取れなかったこと、大会期間が研究室のスケジュール的に最悪なタイミングだった(参加表明してしばらく経ってから研究室のスケジュールが決まった)こと、などから参加モチベーションがかなり低くなってしまっていた。
え?俺明後日アメリカに向かって発つのか?
— どんこす@Side B Mad Man (@dnks_smash) 2018年7月3日
でもやっぱりドネーション達成できたのはそれだけみんなが期待してくれているということだし手厚い歓迎を無下にはできないということでせっかくの海外遠征を楽しもう!って気持ちで参加決定。
~遠征1,2日目~
この日は移動日。実は前日の壮行通話の際に酒を飲んでおり若干の二日酔い。
実はアメリカに行くことは親に伝えていた(国際学会でアメリカに行く、と伝えてた)のだがゲームの大会で行くという理由を伝えていなかった(ゲームでドネーションを受けて知らない人の家に泊まる、という説明をするのが面倒だった、否定されるんじゃないかと思った)。
行く直前(搭乗手続きとかも済ませた後)になって良心の呵責に負け(隠し通すの無理くさいなっていう気持ちも)事実を打ち明けたらメチャクチャ怒られた(今までで屈指のレベル)。
最終的に同意は得られたから良かった。(反省してます、お父さんお母さんごめんなさい。)
そして滞在中にお世話になる人用にお土産として博多通りもんを購入し飛行機へ。
人生二度目の飛行機+初の海外旅行(1人)ってのもあって結構緊張した。
Even Bigger Balcに向けて日本を発ちます!まずはソウルへ! pic.twitter.com/10nlRQkHz4
— どんこす@Side B Mad Man (@dnks_smash) 2018年7月5日
離陸してから気づいたけどWi-Fiあると思ってたらWi-Fiは有料オプションだった。
機内Wi-Fi当てにしてたから仁川国際空港で何か対策積まないとアメリカ行きの飛行機ヤバイなって気づく。
着いてみると1時間ちょいのフライトだったが飛行機の揺れと二日酔いでかなりしんどかった。
体調的にはしんどかったが無事ソウルへ到着。
そして1時間適当に時間を潰していざロサンゼルス空港(以降LAX)へ!と思ったら何かトラブルが発生して搭乗手続きが1時間延長とのこと。
この時間を利用してamazonでドラゴンボールの映画4編(クウラ編+ブロリー編)をiPadでレンタル。この1時間で体調はほぼ回復した。
DB見つつ空港内を見てたら1時間が経過し待ちに待った搭乗。今度こそLAXへ!
しかしここでまたトラブル発生。
ちょっと飛行機に慣れたのも有って逸る気持ちとは裏腹に搭乗後の離陸待機時間の間に寝てしまっていた。
目を覚まして今頃は空の上かな〜みたいな呑気な気持ちで窓の外を見たら何かまだ空港に留まっていることを確認。
まさかもうLAXに着いたのかな?みたいな気持ちで外を確認したらやっぱりまだ仁川国際空港。
慣れない英語の機内アナウンスに耳を澄ませるとまたまたトラブルが発生して離陸できないとのこと。
そこから30分ぐらい待たされて結局また空港に逆戻りさせられた。
空港に戻された後に今回初となる英語でのコミュニケーションを取り遅延後の出発時間は約3,4時間後であることを知る。
トータルで6時間近く(14時頃発のフライトが20時頃発に)待たされることが決まりこの時点で元々のモチベーションはそこまで高くなかった俺は超帰りたい状態になる。
更に謝罪でもらった空港内で使えるクーポンの1万ウォンギフト券が搭乗口近くのモスバーガーで使えず(使えるのは一部のレストランだったっぽい)に更に萎える。
もはや大会ブッチして福岡空港行きの便を探そうかと思ってた、が流石にそんな子どもじみたことはできないし1人でそんな行動もできないので時間まで待機することを決める。
後で知ったが仁川国際空港は暇つぶしの手段(無料シャワー、休憩所、VR体験などetc.)がたくさんあったらしい。下調べしておけばよかった。
そんなこんなでやっと再搭乗&今度こそ離陸。12時間強のフライト開始。
なんだかんだで結構疲れてたので割と寝れた(約1時間ごとに起きての繰り返しではあるが)しレンタルしたDBの映画見てたら割と何とかなった、寝て起きるたびに体の姿勢変えるの大事。
長かった行きの飛行機もついにLAX到着。この時点で現地時間で18時ぐらい。
当然だけどみんな英語喋ってる。すげえ。
無事にアメリカに来れたのは良かったが入国審査等を済ませた頃には予定の合流時間は当然だが変更後の到着時間より1時間以上遅れてたので取ってちゃんと合流できるかどうか心配だった。
当初の予定ではEBB主催でSocalのゼロサム使いのJason Waterfallsと合流する予定だったが遅延による予定変更でFloridaのソニック使いのJfystと合流することになり宿泊先も変更に。
この時点で日本語を喋れる人を手配してもらうって話は流れてかなり不安な状態に。
そんな不安を抱えつつも無事にJfystと合流。
無事ロサンゼルス空港に到着!Jfystと合流しました! pic.twitter.com/xWlD6BNckx
— どんこす@Side B Mad Man (@dnks_smash) 2018年7月6日
合流するいなやJfystに自分の作成したコンボ動画についてベタ褒めされる。嬉しい(小並感)。
辿々しい英語でコミュニケーションを取りつつ送迎してくれる宿泊先の宿主のSquishy(プレイヤーよりはスタッフ業を優先してるっぽい。)を待つ。
1時間ほど待ってSquishyとその彼女と合流し彼の車に乗車。
LAXを後にしてその後家に行くかフリーをしに行くかを聞かれる。
結構疲れてはいたがもちろんフリーを選択。
頑張って英語でコミュニケーションを取ろうとしたがみんなの会話が聞き取れない+疲れもあり申し訳ないことにいつの間にか寝てしまっていて気づいたらフリー会場に到着。
フリー会場に来た!すげえ賑わい pic.twitter.com/6YPQ3Kri1i
— どんこす@Side B Mad Man (@dnks_smash) 2018年7月6日
このフリー会場はどうもゲームセンターらしくて格ゲーとかのアーケードゲームがおいてある中にブラウン管がたくさん並んでてPM大会をやっているという日本ではまず見れない光景だった。
また格ゲーの方も日本ではあまり見れない筐体が並んでてスト3rdとかカプコンvsシリーズとかの筐体が並んでた。
また、このタイミングで今回のドネーションの話を進めてくれたEBBの主催Jason Waterfallsと初面会。
自分の来訪をとても嬉しく思っていてくれて滞在中に困ったことがあれば何でも言ってくれと言われとても嬉しかった。
この日はEBBの直前ということでローカルトーナメントが行われていた。
自分が来た時点で既にトーナメントは始まっていたのでトナメには参加できずにフリー台でフリー戦をした。
まずはじめにJfystとフリーをしたけど強すぎてビビった。
3,4タテがザラで1ストまで行ったかどうか怪しいレベル。
さっきまでお前のコンボ動画最高だな!って言ってた人にボコボコにされるこの複雑な気持ちは中々味わえない。
それ以降も色んな人とフリーをするがまあみんな強い。
結構な人がコンボ動画を知っててHi, Donkosって声かけてくれたり挨拶したらあのDonkosか!みたいなリアクションしてくれるけどほとんどの人に負け越しor良くて五分という結果になり本当にアメリカにドネーションを受けてまで来て良かったのかという精神状態に。
みんなにボコられて萎えてたところで以前福岡を訪ねてきてくれたNew Yorkのミュウツー&メタナイト使いのEmukillerと再開する。
日本語が通じないとはいえ知り合いと再開するのはやはり嬉しい。
その後も色んな人とフリーをして結局24時過ぎの撤収まで過ごした。
その後Jason Waterfallsの家に行く予定だったがここでトラブル発生。
滞在中の荷物が入ってるスーツケースをJfystと共にSquishyの車のトランクに乗せっぱなしにしていたのだが荷物を取り出す前にSquishyが帰ってしまったのだ。
宿泊先がSquishy宅になり予定変更してタクシーでJfystと共にSquishy宅へ向かう事に。
Squishy宅に到着するもみんなオフをしていてJfystからの連絡や声掛けにも気づかずに10分ほど外で放置プレイを食らうハメに。
Jfystと途方に暮れてるとやっとSquishyが出てきて一安心した。
Squishy宅に入り、滞在中行動を共にするメンバーと顔合わせする。
下は最終日に取った写真。
-メンバー紹介-
Jfyst:上述,後列1番左
JonnyC:Floridaのマリオ使い,後列左2番目
Tombo Combo:Floridaのヨッシー使い,後列左4番目
Noghrrila:Floridaのドンキー使い,後列左5番目
Cala:Floridaのフシギソウ使い,後列一番右
Squishy:上述,前列右
みんなとフリーしたけどこれまた強い。
この時はJfystとDingoしか知らなかったけどみんな各地方の結構上位プレイヤーだったらしい。
まあ勝てんわな。
飛行機で食べた機内食が最後の食事だったので空腹の限界が訪れ近くに何か食べ物を買える場所が無いかSquishyに聞いたら彼の父親が作り置きにしてたメキシコ風肉ジャガ的なものを食べさせてくれた。
空腹も相まってスパイシーでメチャクチャ美味かった。
ご飯を食べてフリーを再開。結局4時近くまでフリーしてた。
その後シャワーを借りて就寝。
ところがベッドが一つとソファーが一つしかない環境でどうやって寝るのかという問題が発生。
みんな寝袋や布団を床に敷き出した(ソファーは誰だったか忘れたけど最初に寝落ちしてた人がいた)のでベッドは誰が使うのか聞いたら俺が使っていい、とのこと。
みんなの気遣いに感謝してもしきれない。
とてつもなく長い1,2日目だった。
スマブラの感想は最後にまとめて書きます。
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